2022年11月28日より価格改定しました。
此方のブログ記事をご覧ください。adachi-car.com/article/detail.php/1275/874839
スナップオンPS134PROでエアコンガスクリーニングをしませんか?
カーエアコンのフロンガスは分子が小さく、ゴムホースや接続部のゴムをガスがすり抜け、年間で5~8%減少すると言われています。ガスが減少したままエアコンを作動させると、コンプレッサーオイルの循環が悪くなり、コンプレッサーには高負荷がかかり、作動音が大きくなったり燃費の悪化や、コンプレッサー焼き付きの原因にもなります。また、HFC-134aフロンガスは吸湿性が高く水分(湿気)と反応し加水分解され汚れます。そこで定期的なエアコンガスクリーニングで、フロンガスに混ざった水分とオイルを分離させ、高品質な冷媒ガスを使用する事がトラブル防止になります。
Snap-on PS134PROで再生したフロンガス純度は、99.97%と不純物の含入量が非常に少ない高純度なフロンガスになります。高純度に再生されたフロンガスを使う事で、エアコンの効きも良くなり、エアコンサイクルの保護にもなります。1ライン2油種に対応しているので、R134aフロンガス使用車ならガソリン車・HV/EV・ディーゼル車までエアコンメンテナンスが出来ます。
効きが弱いと思いませんか?エアコン使用時の燃費が気になりますか?作動音がうるさいですか?理由は何でもいいんです!エアコンガスクリーニングで冷気が出るのはもちろんですが、トラブル防止システム保護のために施工しませんか?
現在のエアコンオイルは絶縁性の無いPAGと絶縁性のPOEと2油種あります。
PAGは従来型のベルト駆動コンプレッサー用でPOEはハイブリッド車などの電動コンプレッサー用となります。
特にPOEオイル指定車にPAGオイルを入れてしまうと、絶縁性能低下からショートする危険性があり、電動コンプレッサーの故障を引き起こしたり、最悪の場合には車両が動かなくなる恐れがあります。
Snap-on PS134PROは、特許を取得した自己クリーニング機能を搭載し、機器の内部汚染を防止してPOEオイル指定車へPAGオイルの混入を防ぐ、1ラインで2油種に対応したカーエアコンサービスステーションです。
(HV車の代表車種である初代プリウスはPAG指定となります。全てのHV/EV車がPOE指定とは限りません。)
*画像は第一世代モデル
基本コースは車両よりエアコンガスを回収して、抜き取ったガスを高純度に再生させます。同時にサイクル内を真空引きする事で、水分を乾燥させた後、高純度に再生したフロンガスを規定量充填します。
*作業中にエラーが発生した場合はエラー原因の修理が必要です。例えばリークテストで真空度を保てない時は何処かに穴が開いているでしょう。計量充填が出来ない時はエキパンの詰まりなどが考えられます。この不具合の修理をしないと作業の続行ができません。不具合発生時の修理費は別途請求となります。スローリークは検査できません。
古い車で一度もエアコンガスクリーニングをした事のない車にはライン洗浄がおすすめです。
エアコン配管内は、汚れたオイルが循環した事で壁面に汚れが蓄積します。この汚れはエアコンガスクリーニングと真空引きをしても取り除くことが出来ません。稀ですがエアコンガスクリーニン後に、エアコンの効きが悪くなる原因として、再生されたフロンガスの洗浄作用で浮き出た汚れがエキスパンションバルブ(膨張弁)の微小なノズル穴を詰まらせる事もあります。古い車は後のトラブル回避にもライン洗浄をお薦めします。また、コンプレッサーが焼き付き等の修理時は、サイクル内に金属粉が巡っています。壊れたコンプレッサーのみを交換しても、サイクルに金属粉を残したままでは、エキスパンションバルブを詰まらせたり、交換したコンプレサー内部を傷つけて、圧縮不良にさせてエアコンは効かなくなります。そのため焼き付いたコンプレッサー交換時には最低でもリキッドタンク・エキパンの交換と配管洗浄(ライン洗浄)が必要です。
従来のACサイクル洗浄は、各パーツを取り外し専用の洗浄機と、特殊な洗浄液を用いてエアコンサイクル内を洗浄しました。この作業は洗浄後に内部を完全に乾燥させる時間と、部品の組み付けと手間もかかりました。
スナップオン エアコンサービスステーションは特別な洗浄液も使わず、高純度に再生した液体フロンをサイクル内に送る事で、不可能であったエアコンサイクル内洗浄を可能にしました。
特別な洗浄液を使わない事で、サイクル内の乾燥時間を大幅に短縮させ、必要最低限の部品を外すだけでライン洗浄が出来ます。
(サイクル内の汚れ・詰まりを完全に取り除く事を約束する事ではありません)
サイクル洗浄は液状化したフロンガスを一方向から送り配管内部に溜まったゴミなどを洗い流し洗浄します。
バックリターン洗浄では高圧低圧ホースから交互に充填回収を繰り返し洗浄します。
フラッシング&バックリターン洗浄ではコンプレッサーの高低圧ホースを外しPS134PROに接続します。
コンプレッサー内部の洗浄は出来ません。
施工料金
基本コース8,000円(税別)~
*フロンガス追加補充の200gまでは施工代金に含みます。
*フロンガス追加補充量200gを超えた場合は10g単位で55円(税抜)別途請求となります。
ライン洗浄20,000円(税別)~
*バンパー脱着など作業困難車両は追加料金が発生します。
*コンプレッサー内部の洗浄はできません。
施工上の注意事項
施工中にエラーが発生した場合はエアコンサイクルに異常がありますので作業中断します。
作業続行する場合はエラー発生原因の修理後の作業となり修理代は別途請求となります。
一部の輸入車は対応できません。
車の取扱説明書読んだことありますか?エアコン取り扱いのページには長期間使用しない場合でも月に一度はエアコンを作動させるように書かれています。
エアコンオイルを循環させるために機械的故障リスクを減らすためには定期的にエアコンを作動させて下さい。