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エアコンサービスステーションでエアコン復活!!

■2017/07/04 エアコンサービスステーションでエアコン復活!!
トヨタパッソ WAKO'S ATFプレミアムスペックへ交換で紹介した藤沢市のK様が、
エアコンサービスステーションのモニターに協力して頂きました。

内気循環・最冷・最大風量で温度計は26.5度!
外気温より低いけど、エアコン作動させていても熱中症になる温度です。

回収できたガス量は280gで、冷えない原因にはならない量です。

全自動コースの流れの中でWAKO'S PAC-Pも注入します。

エアコンガスクリーニングと希望されたPAC-Pいれても19.6度までにしか温度が下がりません。

まさかの結果に愕然としました。
何処かにエアコンが効かない原因があるはずです、、、

外気温から算出した数値は、高圧圧力1.65MPa 低圧圧力0.24MPaが計算上の基準値となります。
エアコンが効かないほど異常な数値ではありません。。。

試してみたい事もあり車両はお預かりしました。
ただ、アノ作業するとPAC-Pが無駄になってしまいます。
K様、申し訳ありません。

この様な状況になると、基本点検はもちろんですが、エアコンサイクルの洗浄も必要になる場合があります。
エアコンサイクルの洗浄は、ガス配管脱着・配管内部清掃or交換・洗浄した部品の乾燥・組み付け・真空引きガス充填。と、時間も手間も非常に掛かる作業になります。

しかし、Snap-on PS134PROにはフラッシングコースがあり、試す価値がるのでお客様の了承を得て作業します。
作業手順の確認で、裏ちゃんに電話したら「近くなので直ぐに行きます!」って、レクチャーしてくれました。

オイルフラッシングコース・バックリターン洗浄で液化フロンガスをエアコンサイクル内に流します。
(この時は1315gの液化フロンガスをエアコンサイクルに流しています)
この作業を3回繰り返し、真空引き後、規定量のガス充填をします。

作業後は19.6度だった温度が、まさかの6.9度!
エアコンサイクル復活しました。

液化ガスを使ってフラッシングした事で、エアコンオイルが60ml排出されました。
排出分のオイル分は補充しましたが、WAKO'S PAC-Pも抜けてしまったでしょう。


K様
エアコンガスクリーニング前に、温度計の数値から予測できていればPAC-Pを無駄にする事はありませんでした。
予測予見できずに申し訳ありません。



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