前回の交換から年数、 走行距離が少なくフルードも綺麗な赤色ですが、とても愛着のあるお気に入りの車で、
まだまだ長く乗りたいので延命予防処置と、トルコン太郎にひじょうに興味がありまして、まだ早いですがATF交換を希望しております。
と、藤沢市のS様より問い合わせを頂きました。
定期交換(全量)されているのでペーパーウエスに付いたフルードは綺麗に見えます。
レベル確認とコンタミチェックを済ませた所で、K様は所用を済ませるために一時帰宅されました。
トルコン太郎繋げて現在油でクリーニングさせます。
新油に比べれば汚れていますが、フィルターが確認できる程の透明度があります。
ちょっとモッタイナイかも。
WAKO'S ATF P-Sセットして5ℓを圧送交換します。
AT内部のポンプにより送り出されたフルードが、トルコン太郎の廃油モニターへ流れてきました。
1.5ℓのフルード(重量換算)をトルコン太郎が回収した所で、プレミアムスペックが送り出されます。
トルコン太郎の新油注入はゆっくりと。
透明度も申し分なく、プレミアムスペックに入れ替え完了。
AT内でも新油と旧油が混ざるし、赤いフルードを黄色のフルードにするのは困難です。
WAKO'S CORE701注入します。
レベル調整して完了。
また、此方で紹介するよりも早くにインプレッションが届いています。
乗って見てすぐに違いを感じ取れました。
AT特有の空回り感がかなり減少しまるでMTのようなダイレクト感が感じられ、走っていて楽しいです。
ムダにアクセルを踏む必要も無く、スムーズに加速してくれるので燃費改善も期待出来そうです。
S様は相当な車好きで不具合が出る前の予防整備を良くご理解されています。
神奈川県内でトルコン太郎を設置している店舗がある中で、当店を選んで頂きありがとうございます。
今後もなにかありましたらご相談ください。
出来る事は引き受けます。
ATF圧送交換について誤解があるようなので再確認をお願いします。
トルコン太郎の圧送交換(クーラーラインモード)は交換方式の事で、チェンジャーのポンプ圧力でAT内のフルードを押し出しません。
「圧送交換で洗い流して」「内部洗浄して」と言われる事もありますが、フルードの排出はATポンプで行い、注入はチェンジャーのポンプでフルードを送り出しますが、低圧で少量づつ送っています。
洗浄は新油の洗浄効果で。トルコン太郎のクリーナーモニターに、流れてきた異物をキャッチして、AT内部に戻さない唯一のチェンジャーと認識して下さい。
チェンジャーが加圧してフルードを押し流せば「洗い流し」「内部洗浄」が出来そうですが、それでは沈殿沈着しているスラッジを巻き上げてしまいます。
スラッジを巻き上げない様に制御しているからこそ、過走行車でもATF交換が可能なんです。
※当店判断(コンタミチェック・AT不具合)でATF交換をお断りする事もあります。
大事な車を乗り続けるためにATF交換を希望されると思います。
作業方法や、ATF使用量など交換後のリスクも納得して頂きたいので
問い合わせはメールでお願いします。
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足立自動車
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