今月も多くの方に来店いただき、正直キャパオーバーでした。
予定通りいかない事もあり・・・やっと、一息つける状態になりましたが、来月は大きな作業が2台予定されてて、また追われる日々が続くのかな?
メールの返信も遅れがちです。早急な作業依頼はお引き受けできません。狭い工場でほぼ一人なので。。。お急ぎの方はウチでなく他社様に相談してください。
ちらちら映り込んでたワゴンR。何やってたか知りたいですか?
坂道下った後に白煙が出るそうでオイル下がりでしょ?って事でバルブステムシール交換をしてました。
(アイドリング放置・通常走行・高負荷走行・平坦道路のエンジンブレーキでは白煙が出ません)
ミツビシ3G83はカムシャフト取り外しも必要ないので、比較的簡単で費用も抑えられますが、K6Aエンジンはカムシャフト取り外しが必要です。
即ち工賃が高くなるんですが。。。高額工賃にも「やってください!」って。
カムシャフト外すにはタイミングチェーンを緩めなければいけません。チェーンを緩めるには補機ベルト外して、冷却水抜いて、マフラーずらして、ACコンプレッサーずらして、ウォーターポンプ外して、オイルパン外して、エンジンマウント外して、タイミングカバーを外します。
そうして、やっとテンショナーを緩めることが出来てカムシャフトが取れます。
SST使ってバルブスプリングを押し込みます。
スプリングを押し込むとコッターが取れます。
ステムシールを引っこ抜きます。作業中に違和感を感じましたが、、、こんなもんか?とスルー。
全12個。SSTの位置を変えて交換します。内径の違い分かりますか?
作業も折り返し地点になりました。クランクシャフト位置確認。
カムシャフト位置も確認。
何度も何度も確認します。
チェーンマークも合わせたけど、しつこいくらい何度も確認。
全てOK!
外した部品を逆順で組みます。液体ガスケットのはみ出し具合確認。
均等に出てるのでOK!
クランクプーリーボルトはエンジンマウント付ける前に締めます。
20Nmで締め付け後70度の角度締め。以前は60度だと思ったんだけど。。。年式で変わるのか全車変更になったのか?
作業後半は割愛。
他作業に追われ試運転に出る事なく納車。翌日に再入庫。。。
やっちゃった?・・・
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足立自動車
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