先日、速報したワコーズ パワーエアコンリキッドPAC-Lの問い合わせが多く、電話対応も大変なので。
実際に聞かれた事をQ&Aでお答えします。
Q1 ワコーズにはエアコン添加剤PAC-Pがあるのに何故PAC-Lを発売するの?
A それはエアコンガスの種類が変わったからです。
新型車にはR1234yfって種類の冷媒ガスが使われています。このガスは可燃性ですが地球温暖化係数が極めて低いため、現フロン法では大気放出が可能なんです。
なぜ大気放出が許されるのか?空気や水分で分解されるからです。環境保全のために冷媒ガスが変わりました。
Q2 PAC-Pとの違いは?
A 注入方法を見直しオイルのみを注入します。
噴射ガスを使用するとガス種を揃える必要があります。オイルのみを注入することでガス種(R134a・R1234yf)問わずマルチな対応が可能になりました。
Q3 他の添加剤と混ざっても大丈夫?
A PAC-P・PAC-Rに関しては問題ありません。
他社製の添加剤では安全を保障できないので原則として併用を推奨しません。
Q4 新車を購入したらガスがR1234yfに変わってました。R1234yfに使えますか?
A 大丈夫です。使用可能です。
2021年6月時点ですが新冷媒R1234yf使用車種をまとめました
トヨタではヤリス・カローラ・クラウン・プリウス・C-HR等で42%の車種
ホンダはNシリーズ・FIT・ヴェゼル等44% 日産は軽とノートe-power等20% マツダは人気車種メインに60% スズキはワゴンR・ハスラー・スイフト・ソリオ等43%
スバルはレヴォーグ・シフォン等28% 三菱がeKシリーズ・D-2・D-5等44% ダイハツはタント。
今後、新型車は間違いなく新ガスになるでしょう。継続モデルでもモデルチェンジすると新ガスになるでしょう。。。
新冷媒R1234yfはとても高価なガスでT社の価格は200g缶で3万円を超えます。200gですよ。簡単に「1本補充しますね」なんて出来ませんよね?
そこでパワーエアコンリキッドPAC-Lを添加すると、、、
オイルの潤滑性が上がりコンプレッサーのフリクション低減。油膜強化で機械保護・シール性・耐防食性も向上します。
添加剤分子の更なる高機能化により低添加率化(少量添加でオーバーチャージリスク低減)と更なる性能向上幅の拡大。
抗酸化技術で冷媒・コンプレッサーオイルの劣化を低減。
書き出すとPAC-Pと変わらない?そんなはずない。更なる高機能化ですよ!
なかでも着目したのはシール性保持と抗酸化技術ってところ。
「新車でもガス量って少ないんです」「規定量入ってません」って書いてますよね?
新ガス車でも同じだとするなら、、、ガス抜けを抑制できるので新ガス使用車に特にお勧めします。(PAC-PはR1234yfに使用できません。
また、新冷媒は空気・水分で劣化するので、冷媒ガスの劣化を抑制できればガスを長く使えますよね。オイルの劣化も抑制できればコンプレッサー保護になりますよね。
今ある冷媒ガスをエアコンサイクルに留めて長く使うにはPAC-Lが最適だと思います。
資料には焼き付き荷重の試験結果がありPAGで最大200%・POEで最大300%の性能アップとなってます。
*PAGとは一般的なオイル POEはハイブリッド車に使われています
性能評価では低回転ほど効果が高く、車内温度の低下も早くなってます。
この効果はR134a使用車も同様です。
次世代カーエアコン添加剤がパワーエアコンリキッドPAC-Lです。
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