オシロ熱が再燃したので。
自動車整備用に操作簡単なオシロスコープが販売されています。
カイセ。日立。スナップオンが扱うオートランド。取り出したい波形がインプットされてるから簡単みたい。
PC接続のPICOスコープは大画面で見れるし、出張修理に便利なポケットサイズのuScopeはセット内容も充実してそうです。
診断機でオシロスコープが使えるモノもありますが、診断機と同時に使いたいので選考外。
で、選んだのは2万円以内で買えるヤツですが。。。失敗してるのか確認してみました。
クランク角センサー波形
カム角センサー波形
フェーズセンサー波形
インジェクター波形
点火信号波形(日産パワトラ信号) 異常ある方はどっちかわかる?あれ?AC?チャンスあれば再確認します。
点火2次波形なんですが、、、チョット時間使って試したところ、、、
AC/DCどっちでもいいのかな?トリガーはノーマルの方が出やすい。時間軸(水平ライン)は変更。
オルタネーターリップル波形 異常なし
オルタネーターリップル波形 ステータ・コイル1相断線
バッテリーが上がるラパンだったかな?エンジン始動前のバッテリ電圧。
エンジン始動時は14.2~14.5Vが基本なんですが低いですよね?
オシロスコープで波形見てるので原因は直ぐにわかりますが、オシロスコープ無かったら点検も大変なんです。
この時の波形はダイオード1つが短絡。って自信をもって答えられます。
オルタネーター交換後は正常波形になり充電電圧も上がりました。
バッテリーが上がる原因はバッテリーの劣化。オルタネーターの故障。配線等の不具合が基本に考えられます。
基本だけでも3通りありトラブルシューティング(点検)には時間も掛かり費用も発生します。
多くの方に来店頂くようになり気づいたんですが、、、点検だけなら無料と思ってる方がいて。。。ハッキリ言いますが有料です。
点検には点検料が発生します。点検のみです。修理ではありません。
故障を直す(修理)には、点検費用+部品代+部品交換工賃が必要です。
更に、チェックランプ点灯となれば、、、コンピューター診断料+点検費用+部品代+部品交換工賃が必要です。
まぁケースバイケースで対応してますが。。。
先日、聞いた話ではバッテリー上がりの原因がDIYでショートさせた事だったとか。。。
ディーラーで3人掛かり数時間。。。隠さずに正直に言えば点検費用も・・・問診は不可欠だと思いますが、自発的に何をしたかも言って下さい。
そこにヒントが隠されてる事があります。
コレはある所で盛り上がってる波形で、ある条件の時にこの様になります。
連続で出すとこうなって、、、山の高さを見るらしい。。。
上のヤツに疑似的に不具合を作ると、、、
山が出てこない。。。ダメらしい。。。実践で使えたらいいな。
見る時間がないけど参考書です。綺麗でしょ?(笑)手垢付くまで読まないといけないんだけどね。
チョット脱線したけど、、、
安いオシロスコープの付属品だけでは表示しない画像も含んでますが表示したい波形は出せました。
先日のセフィーロだとオシロスコープが無ければ、自信をもって正確な故障個所の特定が出来なかったでしょう。
診断機だけではわからない故障も見つけられるかも?
そんなスキルを身に着けたい。
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