変速せず引っ張り気味なので、ATF交換出来ますか?と座間市のS様より相談され作業しました。
最初の相談はネットの情報等から以下の5点。
Q1 ラパンは圧送交換が出来るのか?
A1 当店はトルコン太郎による圧送交換が可能です。
Q2 圧送交換が出来る店と出来ない店があり、どちらが本当なのか?
A2 通常スズキ車は圧送交換出来ません。しかし、当店はアタッチメント作成済みなのでトルコン太郎で圧送交換出来ます。但し全車両で対応するかはわかりません。
Q3 10万キロ走った車両でもATF交換はできるのか?
A3 交換可能ですが、既に不具合が出ている場合は注意が必要です。
Q4 過走行車でATF交換すると壊れるのか?
A4 壊れません。しかしATF交換後に不具合が発生する事がある様です。これは既にATが壊れていたからで、そうならない様に見極めが必要です。
Q5 ATF交換で(変速せずに引っ張る)直りますか?
A5 わかりません。原因がフルードなら直ると思いますが、AT内部やコンピューター等に原因があればフルード交換では治りません。
試運転すると1→2→3と違和感なく変速します。が、坂道を上るとエンジンパワー不足でベタ踏みでやっと上る感じです。
出力不足による違和感が変速しないと感じたのでしょう。これはATF交換しても直りません。
こんな場合は、インテーク周りの汚れが原因ですから、WAKO'S RECSが効果あります。
当初ATF交換が相談内容でしたが、RECSの施工をさせて頂きました。
診断機で確認します。
スロットルの清掃。
ISC(アイドルコントロールバルブ)清掃。
純正指定のイリジウムプラグは片側チップですから交換時期と判断しました。
出力回復させる為にWAKO'S RECS施工。
エンジン回転が上がったのに燃料噴射時間が減っています。RECSの効果で効率良く燃焼し始めています。
マフラーからは黒く汚れた水が出てきました。マフラーから水は長くなるので省略しますが調子も上がってきたようです。
真っ黒だったプラグが綺麗になっています。RECS間違いなく効果出ています。
ピストン頭部もカーボンが取れた跡が確認できます。
最後にRECS効果を高めるフューエル1投入。
出力回復に効果があるWAKO'S RECS編の作業報告となります。
次回ATF交換作業になります。
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